2007年06月18日

Eiga Sai 2007

国際交流基金のEiga Saiが今週水曜日から始まるらしいです。
CONTEMPORARY FILMS
THE JAPAN FOUNDATION, MANILA’S
MONTH-LONG EIGA SAI

交流基金がチョイスする映画はサブカル風の作品が多くて
全部観に行きたいといつも思うのですが、なかなか時間が取れなくていつも残念に思っていました。
でも今回は偶然にも仕事で取材することになりウキウキです!

今久しぶりに交流基金マニラ事務所のHPを見たら、
なかなかおもしろいことやってるようで、ちょっと焦りました。
http://www.jfmo.org.ph/events.htm
日本語の教科書をつくるワークショップとか、インドネシアの現在美術展や、バギオでキッドラッド・タヒミックとヒロタミドリさんのコラボとか。バギオではオルタナティブスペースVOCASやタムアン村でイベントやっているみたいですね。行きたいなあ〜。

ヒロタさん(漢字が分からない)は、以前も交流基金の企画によりgreen papaya art projectsで個展をやったインドネシア在住の作家さんです。



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2005年10月24日

新居拝見

お食事会の帰りはOcampo氏の車で送ってもらうことになったわけですが、
Romeo Lee氏本人の希望で、皆でLeeさんの新居を見に行くことに。
「すごいんだよ〜『風雲!たけし城』のたけし城みたいなんだよ〜」というOcampo氏のいまいち掴めない説明でさらにわくわく。
(フィリピンでも昔『風雲!たけし城』放映されてたらしいです)
前の家があんなだったから、お城なんてすごすぎるじゃない!?と思って胸を弾ませていきました。
4階建ての一戸建て。まだ半分しか完成してませんが一応新居でした。
1階などの共有スペースは本当に綺麗なお家という感じで整頓されていましたが、
上階のLee氏の部屋は、やっぱり・・・という兆しが出ていました。まだ越したばっかりなのに。

前回に引き続き、自宅写真公開〜。
今回の家にも既にテレビの取材が来たそうです。いったいどんな有名人なんだ?

PA240023.JPG
キアポ産のいろんなモノが着々と積み上げられている様子・・・

PA240019.JPG
今制作中の作品。海外のグループ展、クリスマス展、個展と色々忙しいそうです。
(なのに毎日キアポ通い)
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2005年09月11日

次はトリエンナーレ

キュビズム展も行かなきゃだけど、もうすぐ横浜トリエンナーレだ。

資金不足やら会場確保やらでさんざん揉めたらしく、
2001年の第一回から4年経った今年、なんとか開催が決定
(注:トリエンナーレは3年に1回です)
その後もディレクター交代等のスキャンダルを聞き
本当に今年できるの〜?おもしろいの〜?と全く期待してませんでした。
参加アーティストも先日やっとオープンになったぐらいだから
現場はかなりギスギスした空気が漂っているのでは。ぐだぐだぐだぐだ。
でもやるにはやるんだろうから、やっぱり見に行きたい。

参加アーティスト一覧に、昔の知り合いが関わっているグループを見つけました。
かっこいいなあ〜。私の大学の先輩なんですが、遂にこんな大舞台で活躍されるとは。
自分の好きなことで食べていける才能とかセンスが羨ましいです。

夢、なんていう志の高いものではありませんが、
私もフィリピンでやりたいことを思い切りやりたいと考えています。
思い通りにうまくいくかはわかりませんが、でも自分が動かないと何も始まりませんよね。ベタですが。

渡比までの予定を考えると鬱になる毎日。
着々と日々は過ぎていくのに家の片づけが全く進まない・・・。
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フィリピンのキュビズム

国際交流基金主催のシンポジウム「アジアのキュビスム」へ行ってきました。
現在国立近代美術館で開催中の「アジアのキュビズム」展に関連した企画です。

アジアの近代美術を話題にすることさえマニアックなのですが、
今回のテーマはアジア的キュビズム です。
当然日本でこのように議論されるのは初めての試みです。

欧米から西洋的「美術」を取り組むことで近代化をめざしてきたアジア諸国ですが、
ほとんどの国では、今日の視覚芸術のなかにキュビズム的な面影を見ることはできません。
キュビズムは、アジアにおいては時期的にも地域的にもかなり限定された影響しか与えませんでした。
フォーヴィズムやシュルレアリスムは、アジア各地の伝統的な美術とそれなりに重なる要素があったので深く根を下ろしましたが、キュビズムは一過性の現象に終わりました。
理念的にも様式的にもアジアの伝統の中に受け入れる余地のない、完全なる他者の文化でしかなかったのです、フィリピンを除いては。

フィリピンは、他のアジア諸国(今回発表されたのは日本、韓国、中国、シンガポール、インドネシア、フィリピン、インド、メキシコの事例)とは大きく異なり、キュビズム的絵画が今日でもモダンアートとして存続しています。
太平洋戦争前までは前衛として、
戦後は社会的リアリスムとして、
マルコス政権時代はプロパガンダの形式として、
そして90年代以降はマビニに代表されるコマーシャル・アートとして
常にフィリピンの視覚芸術のメイン・ストリームであり続けてきました。
・・・とまあこんなこと詳しく知りたい方はいないと思うので割愛。
とにかく、フィリピンのキュビズムは、良くも悪くも「モダン・アート」だと私は考えます。

そういう他とは異なる複雑なキュビズム史があるフィリピンは、2日間の議論で頻繁に話題に出ました。
それだけで私はうれしかったです。正直ホッとしました。
フィリピン・アートは別につまらなくないんだ、よかった・・・と。
国内外からやって来た頭のいい先生たちが真剣にフィリピン美術を評価しているなんて!
アドレナリン大放出!


展覧会へはまだ行ってないんだよなあ。
誰か興味ある人いますか?タダ券があるんですよ。
ああ時間が欲しい・・・。
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2005年08月27日

記憶のしかた

exhibit.jpg

辰野美術館で開催中の特集展示「沈黙の風景―戦争の記憶」へ行きました。
今夜は詩人の方をお招きしてポエトリー・リーディングが開かれました。
詩人・田村隆一氏の作品を中心に、長野県内で活動する詩人/朗読家・牧豊子先生が朗読。
恥ずかしながら田村隆一という名前を私は今日知ったのですが、
戦後を詠った詩を多数残された方だそうです。
今日の語りを聴く前に、最初は自分の目で本で読んでみたかった・・・
と私が思っていたところ、

「目で追って感じるのではなく、
 今この空間で、作品(写真)を見ながら、言葉を聴きながら感じ取る、
 何か目に見えないものを誰かとその空間・時間を共有しながら"記憶"する
 それが戦争を経験しない私たちなりの、新しい記憶のしかたではないかと思うのです」
と学芸員が言いました。

さて、なぜこんなド田舎のヘンピな美術館へ行ったかというと、
地元だからです。この学芸員は小生の父親でして。
こういうのを回し者と呼ぶのでしょうか。
親バカならぬ、子バカ?
げえ・・・


戦跡というと、フィリピンで訪れたコレヒドール島を思い出します。
こっちはかなり商業的です。"沈黙"ではないかな。
コレヒドールで撮った写真はこちら

あと、"戦争と記憶"と聞いたら私的には藤原帰一先生がまず浮かびます。
「(今回の展示のソースは)それって藤原先生のやつでしょ!」
と父に言ったら即否定された。「あれは〜別に面白くないよ」と。
がーーん。わかってないなあ。(それは私か)
万物を斜に見てしまう私の性格は、この人の遺伝子のせいかもしれない。
"戦争を記憶する―広島・ホロコーストと現在" 藤原 帰一(著)
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2005年07月10日

中国☆現代☆美術

tokyo.jpg

森美術館で開催中の「中国☆美の十字路展」
「フォロー・ミー!:新しい世紀の中国現代美術」展
を観てきました。

うわー 失敗したー!混んでたよ。うるさいうるさい。
日曜の午後、しかも梅雨シーズンの貴重な晴れの日、ということを忘れてました。
あ、でも展望台から都心をぐるっと見下ろせて気持ちよかったです。

周囲の騒音で全く落ち着いて観ることができなかった。
私の心が狭いのか、こんなところでA型気質というか。
次回は絶対に平日夜に行くぞ。
なんと森美術館は夜10時まで開いてるのです。

さて肝心の展示についての感想ですが、
「中国☆美の十字路展」:まじめに鑑賞したら、美術展というより博物館展でしょう。
漢の終わり(1世紀)から隋・唐(8世紀)に至るまでの古美術品が大量に展示されています。
もちろん私は何も考えずに観て回りました。
オモシロ雑貨をたくさん鑑賞できたなって感じです。
「カワイイな〜 おしゃれだな〜」と思えただけで、まあいいです。
でもやっぱりゆっくり落ち着いて観たかった。

そして私のお目当てだった中国現代美術展ですが、
私が期待してたような作品はそれほど多くありませんでした。
前回の「秘すれば花:東アジアの現代美術展」が面白かったので、
今回は更にレベル・アップして楽しいのかも、と期待してたのですが。
"高度経済成長" "急速な都市開発" "失われていく伝統"
のような問題意識自体を否定するつもりはないけど、
それらのテーマをそのままドーンと視覚化されても・・・
(そういえば大パネルの作品が多かったな)
「わかりやすい」を越して「ベタベタ」な感じがしました。
あ、でもこの「ドドーン」と「ベタ」なのが、中国らしいと解釈してもいいのかしら?

自分が気に入ったのは、
ヤン・ジェンジョン≪かるがる簡単≫
シー・ヨン≪上海の空≫
あたりかな。
まあ一つの展覧会で、2,3作品自分に合うものに出会えたら十分かもしれませんが。

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2005年05月27日

本当のこと

昨夜からニュースになっている旧日本兵の生存情報の件。
ああ、やっぱりね・・・と思った。
いやもちろん重大な事態であるけれども。

記憶が曖昧すぎて、ここではっきりとソースを示すことはできないのだが、
フィリピンの山奥でゲリラ集団と一緒に生活している残留(?)旧日本兵は少なくないという話、
そして彼らのアイデンティティは、今や日本人としてではなくゲリラ・メンバーの一員としてのものになっている(場合もある)という話、
そんな“ウワサ”話を今まで幾度か耳にしてきた。
授業中の先生の余談とか、居酒屋トークとかですけど・・・。

なので、今回のお二人も恐らくこのケースに当てはまるんじゃないかと漠然と思っている。
もし私の邪推通りだとしたら、いろいろと厄介な展開になるのでは。
だって今回の相手はアブサヤフやモロ・イスラム解放戦線ですよ。
(たぶん。じゃなかったらもっと恐いことになりそう)

でもやっぱり、本当は何が起こっているのか(起きてきたのか)ってことは、本人達にしかわからない。
無闇に政府が動き回ったりマスコミが騒ぎ立てて、彼らを振り回すようなことだけは避けてほしい。
過去に何があったにせよ、今何を望んでいるにせよ、今まで60年間日本では亡くなったことにされてた人たちで、それだけでもとても気の毒な方々なんだから。

やっぱり戦争って不幸しか残さないよなあと思う。



書いてて思い出した、野村進氏。
フィリピン留学中に共産ゲリラと山奥で一緒に暮らし、帰国後に書いたルポで世間に名を知らしめた人。
『フィリピン新人民軍従軍記―ナショナリズムとテロリズム』
今回のこととは直接関係ないけど、ふと思い出した。


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2005年05月22日

言説の落とし穴

森美術館で開催中の「秘すれば花−東アジアの現代美術」展。
上京した父の誘いで行ってきました。
なかなかおもしろかったです。

鑑賞していて、一つ気付いたこと。
私は、中国のアート、韓国のアート、日本のアート、という括りにとらわれすぎているということ。
いや、そうならないよう冷静な視点を心がけているつもりだった。
「おもしろいものはおもしろいんだ。
“どこの国の人の作品だから”とか“〜らしさ”っていうのを越えて、純粋に気持ちを揺さぶられる作品は必ずある」
と、いつも思ってはいる。でも、それを思い過ぎるあまりに実は自分こそがそういうことにとらわれて、自分で壁を作っていたのかもしれない。
意識過剰というか。なんだか虚しい。
とにかく「アジア」という言葉は私の頭を混乱させる。

素直な気持ちで作品と向き合う。
まず観たときの視覚的、感覚的な刺激を楽しみながら、
作品に込めたであろう作家の思いとは何なのか考えをめぐらす。
そしてその過程で、「あ、そういうのって“〜らしい”な。」みたいな発見をしたり、
自分の経験などと重ね合わせてみて(不覚にも)自己確認をする。
で、「やっぱりおもしろい!!」と思う。
これが一番私にとって理想的な美術鑑賞のしかた。

そういう意味で今回の展覧会で私が楽しめたのは、
リー・ミンウェイの「ダイニング・プロジェクト」
チョー・ドキョンの「ニセ遺跡発掘プロジェクト」
スー・ドーホーの「半透明の壁」(本展のチラシにある緑のやつ)
ジャン・ワンの「人口石」
(「」内は作品名じゃないです。)

正直、日本人の作品は特に引き込まれなかった。
山口晃の「モバイル茶室」は小沢剛のパクリにしか思えなく、
奈良美智の定番のあれは観る気すらしなかった。
「日本人は中堅の有名どころばっかりだなあ」
と思った時点で思考停止してしまったのです。
一つ、須田悦弘の壁にひっそり咲く一輪の花にはドキッとしたけど、
父に言わせると「なんだまたこれか」という感じらしい。

中国、台湾、韓国の作家たちだって、
森様のお呼びがかかるぐらいなんだから結構なベテランなんだろうけど。
私が不勉強なだけで。


全体で、
良かったと思う点:
いい意味で、ナショナリズム臭がしなかった。
公式HPでは「グローバリズムや経済の変動といった時代の波、また西洋のアートの波がおしよせる今、
私たちの住む東アジアの伝統芸術がどのように現代美術と関係し合っているのか」
と意気込んでいるけど、そこまで強い問題意識は感じられなかった。
物足りないと思う人もいるかもしれないけど、しつこくない程度が私にはちょうど良かったのかも。

不満な点:
狭い。落ち着かない。
インスタレーションが多い割には、作品間のゆとりがなかった。
あと、日曜日だったためか、そもそも六本木ヒルズだからなのか、
併設の展望台のついでに来た感じのお客さんが多くて、
「ゆったり美術鑑賞」という雰囲気ではなかった。


同時開催の「ストーリーテラーズ−アートが紡ぐ物語−」も面白そうだった。
テーマは“物語性”。
これまた私にはたまらない言葉。
でも残念ながら時間がなくてじっくり観られなかった。
機会とお金があればもう一度行きたい。

もう、“言説”に縛られるのが苦しくて。
もっと頭良くなりたいなあ。
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2005年05月16日

Big Sky Mind 終了

ここHPで紹介してきたBig Sky Mindが閉館したらしい。
残念・・・。

やっぱりお金なのよねえ。
話のわかるスポンサーを運良くゲットしない限り、
フィリピンのような国で民主的な(?)文化芸術を振興していくことは本当に難しい。

大学のゼミで「フィリピンはこういう多目的スペースが増えていて、若手を中心にがんばってます。そこがおもしろいです。」と私がコメントしたときに、
「え〜、それは日本もそうだと思うんですけど。」という意見が返ってきた。

ノー!ノー!ノー!
切実さが、厳しさが、絶望感が、違うんだってば!
「生きる」という意味が、日本とフィリピンでは全然違うと思うんです。
いや別にフィリピンを美化してるんじゃないです。
日本だって、どうにもならない壁みたいなものが年々増えていると、
世間知らずの自分だけど漠然と感じている。

マネー!マネー!マネー!
今の私には何も出来ない問題。悔しい・・・

ところで、ここでささやかな宣伝。
今回Big Sky Mindの閉館を知ったのは、
今月号の「美術手帖」(5月号)で知り合いが書いているからです。
“海外のアートシーンから”のページで、
ここに書いたようなフィリピンの厳しいアートスペース事情や、
先日自らが現地の若手と共同で立ち上げたスペースについて紹介しています。

同時に、文化的・芸術的インフラの問題とは別に、
美術に関する「ビジョン」のなさを危惧しています。
ん〜〜〜〜 さすがです。
私は、フィリピンのアートシーンが今抱える問題としては
政府や機関を叩くことぐらいしかできないから。
アートの「レベル」を問うのは・・・避けたい、というか逃げてるかも。
そんな批評をする度胸も力も私にはないですから、って言い訳して。

ええーと、とりあえずこんな稚拙な紹介しかできず恐縮ですが、
万が一フィリピン・アートの最新情報を知りたいと思われた方はどうぞ。美術手帖
今年の1月号にも同じようにフィリピンのページがありまーす。
アンチ・セレブのリー氏がメインに書かれてたり。
(本人は知る由もなく)
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2005年05月14日

「美の殿堂」

「ゴッホ展」を観ようかと国立近代美術館へ行った。
一時間待ちだったので素直に諦めて帰った。
“西洋絵画”の力ってすごい。
ええ教養的ですものね。
ええ文化的ですものね。

「ゴッホ」じゃない視覚芸術も、もっと宣伝したらいいのに。
西洋の「ありがたい」絵画作品を借りられる日本は、
他のアジア諸国の状況からしたらよっぽど恵まれているのは確か。
でもそれだけの状況が続くのもまた問題なわけで。

国内外問わず、新旧問わず、分野問わず、
純粋に面白いと思えるものって他にたくさんあると思う。
そういうものも差異なく展示されることが、
人々の見る眼を大きく、幅広くさせると思うから。



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2005年05月04日

名前負け、というかハズレ

ebisu.jpg

恵比寿でちょっと時間が空いたので、写真美術館にぶらっと。
「写真はものの見方をどのように変えてきたか」展。
4部構成のうちの第一部を今やっています。

「ものの見方を」なんて書いてあるから、
ちょっと期待しちゃうでしょ?
でも肝心の解説がしょぼくてつまんなかった。

ここで本を2冊。
「肖像のなかの権力―近代日本のグラフィズムを読む」柏木 博(著)
「世の途中から隠されていること―近代日本の記憶」木下 直之(著)
昔、これらを読んで大真面目に影響受けてた私としては、
やっぱり「『近代』とは!」みたいなのを期待しちゃうんです。
今さら感アリアリですが。

だから、こういうタイトルつけるからには、
作品自体が持つ貴重さとか芸術性よりも、
その写真が生まれた時代背景とか、写真の文化・技術を
強く意識した構成にするべきじゃないの?
ただ私が勉強不足なだけ?
つまりは解説とか演出をもっとしっかりして欲しかった。

でもいちおう「美術館」だしな。
博物館じゃないし。


写真展ならこっちの方がおもしろそう。
「ウナセラ・ディ・トーキョー ANOHI ANOTOKIO−残像の東京物語 1935-1992」
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2005年03月28日

not in spirit

一年間の留学を終えてフィリピンから帰国した友人たちと再会。

フィリピンで会ったときはTシャツにビーサンだった彼女達だけど、
今日は普通に日本の服装で、違和感なく立っていた。当たり前だけど。

帰国日に空港で号泣したよ〜とかいう感動話とか
向こうにおいてきた彼氏から普通に国際電話がかかってきてるのとか
いっぱい食べるぞ!ってフィリピンにいたときと変わらないノリとか

「フィリピン帰りたい!」とは一言も言わなかったけど、
それでもやっぱり絶対、気持ちはまだフィリピンにあるんだろうなあ。
昼から夜まで食べに食べ飲みに飲んで、私はただ楽しかったけど、
彼女達にはこの状況を純粋に楽しんでいられない複雑な気持ちがあったのでは。
そんなそぶりを全く私に見せなかったけど、自分の経験上そう推察できる。
そういう彼女達の健気な?感じがまた切ない。

今度はちゃんとそういうことに耳を傾けて飲みたいです。いっぱい。


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2005年03月27日

意味ないのか?

明日は雨と聞いて今日は一日洗濯&掃除。

布団もシーツもコタツ布団も全部洗ったり干したりした。
小春日和のおかげでシーツや毛布もすぐに乾いた。
でも・・・覚悟はしていたけど花粉もたっぷり吸い取ってくれたようで。

ふかふかの布団で気持ちよく寝れる〜と思っていたのに、
部屋にいるだけで花粉症がどんどん悪化する。
せっかく気持ちよくきれいになった部屋なのに、気分は最悪だ。
だからって花粉がなくなるまで洗濯しないのも無理なことだし。

桜なんてどうでもいいから、早くスギとブタクサを何とかして欲しい。

そういえば3月ももう終わるけど、まだコタツで暖まっていていいのだろうか。


********************************

今ニュースで紹介していたけど、
朝のモーニングコールを自宅にしてくれるサービスがあるんだって!
いいな〜これ。でも電話だけなら実家とかに頼めるよなあ。
私の場合、朝家に起こしに来て私が家を出るまで見張っててくれるのじゃないとダメだ。
お母さんみたいな人。
それを赤の他人に頼むのは実に恥ずかしいことだが。
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2005年01月03日

New Year Saguijo

Saguijoで友達がイベントをやったので行ってきました。
sleepyheads、death by tampon、outerhope、the dorques
若者しかいない
サブカル
ボヘミアン

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2004年12月16日

Lantern Parade 2004

lantern parade2004_2

lantern parade2004_1

国民のほとんどがクリスチャンだから当然なのだが、フィリピンにとってクリスマスの存在は大きい。
フィリピン人はクリスマスのために生きている/働いていると聞く。
実際そんなふうに感じるほどの経験をしたことは私はないけれど。

12月になると大学のキャンパス内でもコンサートやパーティーが毎晩開かれる。
今日はそのなかでも一番の行事であるLantern Parade、仮装行列があった。
学内の学部やサークルなどの団体が大きなハリボテを作り、仮装をしてキャンパス内を練り歩く。
一応コンテストになっていて、最後にたどり着く広場で踊りや歌などを披露する。
(一番上の写真参照)

やはりこのイベントで注目されるのは美術学部。
去年はすごかった。それまでの他団体の比にならない力の入れっぷりで、
さすが美術学部と思わずにはいられなかった。
自分の高校時代の文化祭とかを思い出して、パレードをしている彼らがすごく羨ましくもなった。
他団体は一つ大きなハリボテを作るだけなのだが、美術学部は各クラスの各グループで一つずつ作るので、長い長い行列でパレードをしていた。

今年も去年の感動を期待して行ったのだが、完全に期待はずれ。
美術学部はハリボテ5,6個で終わった。ガッカリ。
昨日美術学部の校舎へ行ったとき、まだ骨組みしかできていないハリボテを見て、
これで間に合うわけがないと心配したのだが、その不安が的中してしまった。
去年とは比べ物にならないしょぼさ。どうしちゃったの?

後で友人に聞いたら、このLantern Paradeは年々規模が縮小しているとのこと。
大学側の予算削減とキャンパス内の風紀改善のためとかゆうことで
状況が厳しくなっているらしい。
今年は特にお金を減らされて、パレードするときの規則も厳しくなったそうだ。
お金がないのは仕方ないのかもしれないけど、もっと空気を読んでほしいものだ。
だってクリスマスだよ?Lantern Paradeは、2月の学祭に次ぐビッグ・イベントだよ??

もう収拾がつかないぐらいイベントが目白押し。
一向に論文がすすまない・・・。
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2004年12月15日

SAD Saguijo

Big Skyのオープニングの後、またSaguijoへ。
「今夜は"SAD"がテーマだよ」と聞いて行ったけど、べつに暗い集まりではなかった。
ギターやピアノの弾き語り。隣にチャップリンの映画を流しながら。
最後にはpoetry reading(詩の朗読)があった。
Poetry Readingを観る(聞く)のは初めての経験だったし、
話しの内容もよくわからなかったので何ともコメントできない。

2階の展示スペースでは、一緒に行った作家さんたちのグループ展をやっている。
ちょうど2年前に自殺した彼らの友人への追悼/追憶がテーマとのこと。

saguijo1

saguijo2
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Big Sky Mind

Big Sky Mindでは、レジデンス・プログラムとして今タイからアーティストを招聘している。
せっかく彼らが来たんだから、レジデントのみんなでグループ展をやろうということで今日始まった。


SHIELD&ARMOR
Dec.15 2004 - Jan.5 2005

big sky mind1

big sky mind2

big sky mind3

big sky mind4

big sky mind5

big sky mind6




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2004年12月13日

Mag:net+

ここ数日、「伝説のパンク・ロッカー」として紹介しているRomeo Lee氏とお茶。
キャンパス内のカフェにいると、代わる代わる色んな女性がLee氏に会いにやってきた。
「Lee's Angels」らしい。綺麗な女性ばっかり。
とても失礼かもしれないけど、なんで??
っていうか傍から見たら私もその取り巻きの一人になるのか・・・

その後一緒に近くのギャラリーへ。Mag:net+ gallery。
このmag:netは、もともと雑誌やアクセサリーの販売をするショップだったらしい。
1年半前からギャラリースペースを始めて、今ではマニラ首都圏内に3つのブランチがある。
オーナーの奥様は、フィリピンで超有名(らしい)ニュースキャスター。
彼女が最初やっていたショップを、夫であり画家である方が引き継いでアートスペースなどを始めたとのこと。

今のMag:netは、大きく分けて3つの事業をやっている。
・視覚芸術・・・展覧会とか
・音楽・・・ライブ、オリジナルCDの作成・販売
      (半分はただの海賊版CD。Lee氏が勝手に編集・制作)
・書籍・・・本や雑誌の販売。poetry readingをやることもある。

今後はバギオとか他地域への拡大、カフェやバーなどを始める事も考えているんだって。
ぜひやってください。

先に書いた3つのブランチは、
ビジネス層・富裕層をねらったマカティ、
芸能やメディアをねらったABS-CBN(国内最大手の民放テレビ局)
大学生や若い人をねらったKatipunan
にある。

オーナー夫婦は揃って有名人。お金持ち。

立地条件、経済条件は言うことなしだ。
今日話を聞いたところでは、芸術活動に対する考え方も悪くない。決して守りに入ってない。
SMとかにあるような他のコマーシャル・ギャラリーもこういうふうにがんばってくれたらいいのに。

今後に期待。
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2004年12月12日

Living Legend! Romeo Lee

Pinto Art Galleryの後、近くに住む作家さんを訪ねた。
伝説のロックン・ローラーとみんなに呼ばれている、Romeo Lee氏を。
先日キャンパス内であったコンサートの司会をやっていた方。

とにかくすごい人なんだということは何度も耳にするのだが、
「家もスゴイよ。」と聞いて気になっていたのだ。
・・・で 本当にすごかった。

これぞアーティストの部屋ダ、みたいな。
この部屋そのものが一つの芸術作品として成立するのではないだろうか。

山積みになっている帽子の中からイケてるやつをLeeさんが掘り出して、
二人でいろいろかぶって写真撮影。深夜1時。
あんなバカな自分の写真は、もう当分撮らないだろうな・・・。

彼が今何歳だとか、昔何をしていたかなどは秘密らしい。
一緒に行った作家さんに後で聞いたら、
「教えたら君を口封じに殺さなきゃいけない。」 って。

自宅に行ってみたものの、この伝説のロックン・ローラーに関する謎はますます深まった。
伝説、伝説っていったいどんな伝説をつくってきたんだろう。


勝手にLeeさんの自宅写真公開ー。
怒られませんように。

Romeo Lee3

Romeo Lee2

Romeo Lee5
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Pinto Art Gallery

Pinto Art Galleryへ初めて行ってきた。
メトロマニラを外れたところにあるアンティポロという町にある。
バスやジープニーなどを乗り継いで一人でアンティポロへ行くのは難しいので、
今まで行ったことがなかったのだ。

知り合いの作家さんが出展するグループ展がここで始まるということで
オープニングに連れて行ってもらった。

ピントすごい。
聞いてはいたけど本当にすごい。
どこかのリゾート・ホテルみたい。
広い敷地内には、いろんなデザインの多目的スペースがあちこちにある。
アンティポロだから夜景も素晴らしい。星もいっぱい見れる。

実際ゲストルームとしてのコテージもあって、作家さんたちが作品制作に集中したいときによく利用するらしい。
いいなあ〜。こんなところに住んじゃったらもうマニラへは帰れなくなっちゃいそうだよ。

昼間にもう一度来てみたいな。
またいっぱい写真撮っちゃいそう。


pinto1

pinto2

pinto3

pinto4

pinto8

pinto6

pinto7

pinto9


Pinto Art Gallery
1 Sierra Madre, Grand Hights,
Antipolo City, Rizal 1870
Tel: +63-2-6971015
pintoartgallery@yahoo.com
http://pintoartgallery.com/index.htm
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