2007年11月16日

デングの噂あれこれ

ほぼ毎日ヨガに通い、食事はバランスのとれた自炊中心、早寝早起きという、超理想的な健康生活を実践している友人(日本人)が、フィリピン滞在5年目にしてデング熱に感染しました。
突然の高熱と悪寒で、最初は「疲れているのだろう」と家で寝ていたそうです。眼球の奥が熱く、ガクガクと体が震え出して数日が過ぎ、やっと熱が引いてきたと思ったら今度は手や耳が赤く膨れ出した。さらに腕や足に赤い発疹が発生し、病院へ行くことを決意。まさか自分がデング熱にかかるとは思ってもみなかったそうです。
一緒に同じメニューのごはんを食べて、食中毒で青ざめている私を爽やかに介抱してくれた彼女が入院するとは。私もショックです。

で今日、仕事で日本人のお医者さんに取材する機会があったので、デング熱にまつわる噂の真偽を確認してきました。誰かの参考になれば。

・デング熱に2回以上感染すると死ぬ。/軽度のデング熱と出血性のデング熱、両方疾患すると死ぬ。
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まず、「軽度」と「出血性」の2種類に分類されるわけではない。
軽度→重度と段階的に症状の重さが変化するだけ。
発症1回目でも症状が重ければ死亡率は高まるし、2回目でも軽度で終わることもある。

・朝方出る蚊が危ない/夕方出る蚊が危ない
×
ウイルスを持っているとされるネッタイシマカは、昼間でも普通に出没する。

・ウイルスを持っている蚊に刺されても、デング熱を発症しない場合がある

実際のところ、元気な日本人の場合、刺されても発症しない場合が多い。疲れて体力が落ちていたり、子供や高齢者など免疫力の低い人が発症しやすい。

・日本の虫除けスプレーより現地ものが効く

日本のものは人体に安全だが効き目もマイルド。海外のものは有害物質が含まれているものの、その分効き目も強い。
フィリピンでは虫除けスプレーや虫刺され薬の代わりに消毒用のアルコールを手足にパシャパシャやる人がいるが、医学的には意味不明。スーッとさせるために使用していると思われる。

とりあえずこんなところでしょうか。
あと個人的にガッテン!だったのは「発症しないことが多い」ということ。
確かに自分も今まで散々蚊に刺されてきて、ネッタイシマカ(足が縞模様)らしき蚊が家に繁殖してたこともあったのに、幸いデング熱を患ったことはありません。でも夜更かししまくり、ジャンキーな食生活、運動ゼロで明らかに不健康なんですけどね。気力で勝ってるのかしら。
さらに興味深かったのは、デング熱ウイルスには4種類あって、それぞれ1回感染して終わりということ。はしかとかと同じように。
例えばA種のウイルスを持つ蚊に刺されても、自分が元気だったら発症せず、自然治癒してA種の免疫が作成されます。以後、A種の蚊に何度刺されてもデング熱を発症することはない、ということらしいです。同様にB種、C種、D種それぞれ刺されて免疫ができると、「理論上では」デング熱に感染することはないということになります。
なるほど〜。超不潔な部屋に住んでいるのに全然病気にならない人(自分?)の謎が分かった気がします。

結論としては、虫除けスプレーと体力と気力が大事ということでしょうか。
長文すみません!

posted by greenmanga at 02:35 | Comment(10) | TrackBack(0) | フィリピン生活

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