2007年11月29日

恒例のクーデター騒ぎ

またまたマニラで事件発生です。今度は反アロヨ派の国軍によるクーデター騒ぎ。
おかげで今夜12時から朝の5時までマニラ首都圏全域に外出禁止令が発令されました。せっかくの休みの夜なのにお店が全部閉まってて迷惑です。

反アロヨ政権の急先鋒トリリヤネス上院議員が、以前に起こしたクーデター未遂罪の公判中に裁判所を脱出、彼の支持者や国軍将校らと共にマカティの高級ホテルに立て籠もり、アロヨの辞任要求と反アロヨ勢力による新政権樹立を宣言しました。
結局、数時間後に国家警察がホテル内に催涙ガスをぶち込み、首謀者である同議員は「犠牲者を出すわけにはいかない」とアッサリと投降。共に立て籠もっていたギンゴナ元副大統領やダニー・リム将軍らと逮捕されました。
とまあこんなのはフィリピンで年に1回は発生するよくあるクーデター未遂です。

いつも自分が仕事休みの日に限ってこういう事件が起きている気がする。家でテレビを見ているだけのもどかしさにイライラします。
テレビを見てて面白かったのは、マスコミが立てこもり現場のホテル内で待機して、生中継をしていたこと。宿泊客やホテル関係者はとっくに外に避難していたのに、100人以上の取材関係者が普通にホテル内でくつろいでました。
そこでかっこよかったのがニュースキャスターのセス・ドリロン。最大手ABS-CBNのアンカー・ウーマンです。今日は休みの日だったのか、スッピンとカジュアルな服装のまま取材陣の最前列に立ち、代表者としてクーデター関係者に次々と質問してました。催涙ガスが投げ込まれ、みんなが顔や口をふさいで何もできなくなっている状況でも、目を潤ませながらいつも通りにインタビューを続行。彼女のプロ根性に感服しました。
実はセスさんとは友人を通じた知り合いで何度かお会いしたことあり、以前からカッコいい女性だなーと憧れてたのですが、今日の中継でさらに憧れ度アップ。あんなテレビドラマみたいなジャーナリストになってみたいです。

あと、ホテルに篭っていたマスコミ陣が、「現場にいた人間全員が容疑者の対象になる」という警察の判断で重要参考人として連行され、取調べを受けたみたいです。「はあ??」という感じでみんな激怒してました。元々この国のマスコミは、日本より反政府思想が強い傾向がありますが、今回の件で完璧に敵に回しましたね。

やっぱり自分も現場に行って仕事したいなー
何もできない新人のぼやきですが。
posted by greenmanga at 23:33 | Comment(25) | TrackBack(0) | フィリピン生活

2007年11月16日

デングの噂あれこれ

ほぼ毎日ヨガに通い、食事はバランスのとれた自炊中心、早寝早起きという、超理想的な健康生活を実践している友人(日本人)が、フィリピン滞在5年目にしてデング熱に感染しました。
突然の高熱と悪寒で、最初は「疲れているのだろう」と家で寝ていたそうです。眼球の奥が熱く、ガクガクと体が震え出して数日が過ぎ、やっと熱が引いてきたと思ったら今度は手や耳が赤く膨れ出した。さらに腕や足に赤い発疹が発生し、病院へ行くことを決意。まさか自分がデング熱にかかるとは思ってもみなかったそうです。
一緒に同じメニューのごはんを食べて、食中毒で青ざめている私を爽やかに介抱してくれた彼女が入院するとは。私もショックです。

で今日、仕事で日本人のお医者さんに取材する機会があったので、デング熱にまつわる噂の真偽を確認してきました。誰かの参考になれば。

・デング熱に2回以上感染すると死ぬ。/軽度のデング熱と出血性のデング熱、両方疾患すると死ぬ。
×
まず、「軽度」と「出血性」の2種類に分類されるわけではない。
軽度→重度と段階的に症状の重さが変化するだけ。
発症1回目でも症状が重ければ死亡率は高まるし、2回目でも軽度で終わることもある。

・朝方出る蚊が危ない/夕方出る蚊が危ない
×
ウイルスを持っているとされるネッタイシマカは、昼間でも普通に出没する。

・ウイルスを持っている蚊に刺されても、デング熱を発症しない場合がある

実際のところ、元気な日本人の場合、刺されても発症しない場合が多い。疲れて体力が落ちていたり、子供や高齢者など免疫力の低い人が発症しやすい。

・日本の虫除けスプレーより現地ものが効く

日本のものは人体に安全だが効き目もマイルド。海外のものは有害物質が含まれているものの、その分効き目も強い。
フィリピンでは虫除けスプレーや虫刺され薬の代わりに消毒用のアルコールを手足にパシャパシャやる人がいるが、医学的には意味不明。スーッとさせるために使用していると思われる。

とりあえずこんなところでしょうか。
あと個人的にガッテン!だったのは「発症しないことが多い」ということ。
確かに自分も今まで散々蚊に刺されてきて、ネッタイシマカ(足が縞模様)らしき蚊が家に繁殖してたこともあったのに、幸いデング熱を患ったことはありません。でも夜更かししまくり、ジャンキーな食生活、運動ゼロで明らかに不健康なんですけどね。気力で勝ってるのかしら。
さらに興味深かったのは、デング熱ウイルスには4種類あって、それぞれ1回感染して終わりということ。はしかとかと同じように。
例えばA種のウイルスを持つ蚊に刺されても、自分が元気だったら発症せず、自然治癒してA種の免疫が作成されます。以後、A種の蚊に何度刺されてもデング熱を発症することはない、ということらしいです。同様にB種、C種、D種それぞれ刺されて免疫ができると、「理論上では」デング熱に感染することはないということになります。
なるほど〜。超不潔な部屋に住んでいるのに全然病気にならない人(自分?)の謎が分かった気がします。

結論としては、虫除けスプレーと体力と気力が大事ということでしょうか。
長文すみません!

posted by greenmanga at 02:35 | Comment(10) | TrackBack(0) | フィリピン生活

2007年11月13日

また爆発、今度は議会

今夜8時過ぎ頃、QCにある下院議事堂が爆発しました。
現時点で国会議員を含む2人が死亡、9人が負傷とのこと。
亡くなった一人は、アブサヤフと国軍の衝突が絶えないミンダナオのバシラン州選出の下院議員なのですが、テレビでは反政府勢力による彼を狙った爆破テロとの見方が出ているようです。でもこの国のことだから真相は謎。きっと明日からまた犯人探し合戦が始まるんだろう。
モールの爆発から3週間しか経っていないのに・・・いったい警察は何をしているんだ??(怒)「とりあえず警備厳しくなるからしばらくは大丈夫だよね」というのは当地では一切通用しないってことか。
今テレビでニュースを見ているのですが、負傷者が運び込まれた病院内にカメラ入りまくり。心肺停止状態の負傷者に医者が心臓マッサージしているところや、顔がボコボコで血まみれの人とか、まるまると写してます。ER内はマスコミでごった返してて、もうほんとあり得ない・・・

せっかく経済が成長路線にあるというのに、一向に政情が安定しません。なんかフィリピンは永遠にこんなことが繰り返されていく気がして残念です。
posted by greenmanga at 23:33 | Comment(4) | TrackBack(0) | フィリピン生活

2007年11月08日

「わたしは大丈夫」

4ヶ月放置。「感染・・・」で更新が止まってるって怖すぎ。
普通に元気にやってます。

そうえばモールの爆発ありましたね。もう3週間経つのかあ。
未だに事故かテロかと言い争ってるみたいだけど、そんなの私にはどうでもよくて、11人の死者100人超の負傷という惨事に身震いしました。
というのもあの日、自分がまさにあの場所に行く予定だったんですよ。仕事が休みだったので、午前中に起きれたら昼過ぎぐらいにグロリエッタ2とパークスクエア2をウロウロして携帯電話を物色する計画だった。結局昼過ぎに起きたので諦めたんですが。まじビビリました。
大げさだけど、「あのとき行ってたら・・・」という思いが今でも頭をよぎり、「絶対大丈夫!」なんて通用しないんだと反省。さすがの私も弱気です。
あそこはマニラの中でも一番人がたくさん集まるところで、多くの日本人が住んだり働いたりしてる場所でもあります。きっと私のように「危ないところだった・・・」という人はいっぱいいるんじゃないでしょうか。

フィリピンで日本人が殺人事件に巻き込まれる話は日常茶飯事ですが、被害者のほとんどが女・金・仕事のどれかに問題ありのおじさんたち。マラテ、パサイ、地方ならアンヘレスとかではじけちゃってる人たちですかね。
だから静かに生活している限り、自分がこの国で命を落とすことはないだろうと思ってたけど、絶対なんてないんですよね。過信は禁物だ。

そんなわけで今年の年末年始は日本で過ごすことにしました。よく考えたら過去5年間、好きでもなんでもないのにクリスマスはいつもフィリピンで過ごしている。
雪見れるといいなあ。癒されたい。


posted by greenmanga at 02:05 | Comment(3) | TrackBack(0) | フィリピン生活

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